交通事故トラブル,労働問題,企業法務,離婚,相続など幅広い分野に対応した大阪の法律事務所
まず弁護士に相談
借金によって月々の支払がどうしても難しくなったら、安易な借り換えなどせずに、早めに専門家に相談することも考えてください。 他人に相談しにくい気持ちは分かりますが、問題の先送りは何の解決にもなりません。一旦債務がある程度以上大きくなって しまったら、自分でなんとかするのは難しい場合が多いことも知っておいてください。 債務問題の解決には、いくつかの方法があります。あなたの債務額や生活状況などにあった最善の方法がみつかるはずです。 勇気を出して、まずは経験方法な私たちにご相談ください。
司法書士と弁護士の違い
最近、多重債務問題を取り扱う司法書士の広告が目立ちます。その中には、司法書士に任せればすべて代理して解決するかのような広告も見られます。 しかし、実際には、司法書士が代理人として業者と交渉するのは原則として禁止されており、「認定司法書士」という特別な資格をもった司法書士でなければ、代理人 としてあなたに代わって業者と交渉することはできません。また「認定司法書士」といっても、債務合計が140万円を超えると交渉できません。
弁護士に相談する際には
〈事前に状況を整理すること〉
弁護士に相談といっても堅苦しく考える必要はありません。特に資料がなくても、まずあなたの状況を教えてもらうことから始まります。
医師が「熱があるなら、その証拠をかデータを持ってこい!」と言わないのと同じです。
ただ、ある程度情報が整理できていると話をしやすいのも事実です。
例えば、あらかじめ以下のようなことをまとめておくと話がスムーズに進みます。
債務の状況 | いつ、どこから、いくら借りて、月々いくら返して、残額がいくらか、等です。親族からの借り入れもこれに含めます。 また、自分が保証人になっている債務も同様です。自分の債務に保証人がいる場合は、その保証額も整理しておいてください。 |
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収支の状況 | 家族構成、月々の収入、月の支出の内訳等です。 |
資産の状況 | 家、土地、車、その他、主な資産にどのようなものがあるかを整理してください。担保に入っている場合は、その額も整理しておいてください。 |
などを整理しておくといいでしょう。
〈正直に話すこと〉
借金の額を少なく説明したり、毎月の収入を多く言ったりする依頼者もいますし、保証人がついていることをすっかり忘れている方もいます。
しかし、誤った事実を前提に解決しようとすると、後々トラブルにもなりかねません。
すべてを正しく、正直に報告してください。
弁護士には守秘義務がありますから、話が外部に漏れることはありません。どんなに状況が悪くても、必ず解決策はあります。